基礎から始めて総合的な音楽の力と技術を身につける
ピアノを習い始める早い段階から弾く喜びを味わえるように、先生との連弾やミュージックデータとのアンサンブル演奏を積極的に活用したレッスンを行なっています。
バロックから現代に至るまで、バイエルを含むさまざまな時代の作品を中心に編さんされたオリジナル教本「ピアノ・スケッチ」や、「ツェルニー」などを上達に合わせて使用。
伝統のメソッドを踏まえながら、幅広い曲を集めた教本でピアノ演奏の基礎を無理なく楽しく習得することができます。
主教本とレッスン内容
「ピアノ・スケッチ」シリーズ(鍵盤楽器未経験の5歳児~大人の初心者の方)
音楽の総合的な能力を高めていくことを目的に、伝統的なピアノのレッスンカリキュラムを基本として、電子楽器を効果的に取り入れた内容になっています。 掲載曲は、バロックから現代に至るまで、バイエルを含むさまざまな時代の作品やオリジナル曲を中心に編さんされています。
「プチ・エトワール」シリーズ(3~5歳児向け)
全6巻で構成されており、幼児期の脳の発達に適した内容になっています。 「うたあそび、リズムあそび、けんばんあそび」を楽しみながら、音を身体で表現したり、鍵盤に対する興味を深め、音楽的な感覚を育むところからスタート。その後、鍵盤上でしっかりと表現できる技術を育てます。 巻が進むごとに、音、リズム、鍵盤、指、ニュアンスの認識など、内容が少しずつ理論的になっていきます。 後半の5・6巻は、4巻までのレッスンで基礎を積み上げてきた5歳児が対象です。ソルフェージュ的な部分と、この年齢にふさわしい理論的なアプローチで、演奏する意欲や技術を磨いていきます。
「ツェルニー120」シリーズ
ピアノ・スケッチ3巻を修了してから、ツェルニー30番に進むまでの間に使用される教本です。 一般的によく使われているツェルニー100番/110番を含めた9冊のツェルニー練習曲の中から、1巻につき60曲を選曲しました。 全2巻120曲の構成は、ピアノの基本的なテクニックや演奏表現法が豊富で、次のステップへ無理なく進むことができます。
「ピアノ・スタディーズ」シリーズ
※「英国王立音楽検定協会」編さんテキスト
バイエル、ツェルニーをはじめ、古くからヨーロッパで使われてきた、さまざまな教本から選曲されています。
それぞれの曲のテクニカルアドバイスがタイトルとなっていますので、練習目的をもって1曲1曲に取り組むことができる内容です。
《導入編の内容》
主な作曲家:バイエル、ツェルニー、グルリット、ケーラー、ベルティーニ他
主な練習内容:指の練習、音符と休符、トリル、スタッカート、スラー、フレージング、重音など
《グレード1~3の内容》
主な作曲家:ブルグミュラー、クラック、グルリット、ベルティーニ他
主な練習内容:スケール、レガートとスタッカート、メロディーとフレージング、タッチ、リズム、シンコペーション、タイなど